COLLECTIONCULTURE × 美しきいにしえ Belle Epoque
昭和14年 岩城硝子 "小柴外一"作 大阪商船「ぶらじる丸」就航記念 硝子皿
■商品番号 : WC10G02
■作家 : 小柴外一
■メーカー : 岩城硝子
■制作年 : 昭和14年(1939年)
■技法 : パート・ド・ヴェール/エメロードガラス
■サイズ : W195 × D100 × H20 (mm)
■価格 : SOLD
日本の近代ガラス工芸の先駆者、岩城硝子の"小柴外一" が昭和14年に創作した 大阪商船「ぶらじる丸」の就航記念"のパート・ド・ヴェール"硝子皿。
一度滅びた古代のガラス技法"パート・ド・ヴェール"を日本で初めて再現に導いた"エメロードガラス"と呼ばれる美しい技法で創作された物。
波間を就航する姿がレリーフされ、皿裏に「BRASIL MARU」と「O.S.K.Line(大阪商船)」の名が刻まれています。
「ぶらじる丸」は移民輸送の貨客線として活躍するも、戦時下に航空母艦への改造を予定し内地に帰投中に米潜水艦の魚雷攻撃により沈没した悲運の船舶。
"小柴外一"が岩城硝子(現AGC)の工藝部"で手がけ、日本近代ガラス工芸黎明期の息吹を今に伝える希少な品であるとともに、日本の船舶史の上でも興味深い資料と言えるアイテム。※上から見て左下と右上角2箇所に欠けがあります。
本アイテムの翌年、昭和15年に "小柴外一"が 岩城硝子で創作した「日本郵船 新田丸・八幡丸・春日丸 就航記念の硝子箱」も揃って紹介•販売しています(画像8)