1970 「漆あるいは水晶狂い」
1970年発行、渋沢孝輔詩集
特製限定55部 加納光於サ イン入版画 桐箱入 思潮社発行
詩人、フランス文学者。ランボー、ボードレールなどフランス詩を研究する一方、
みずからたくさんの詩集を発表。
藤 村記念歴程賞、高見順賞、萩原朔太郎賞を受賞する。
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本書の装幀を手掛けている加納光於のオリジナルエッチング
直筆シリアルナンバー(23/50)とサイン入り。
"詩はどこにあるか"という谷内修三さんの読書日記の中で
現代詩は難解だと言われる所以として
それが難解なのは作者の書いたことばのなかに意味があるのではなく、
読者が作者のことばを手がかりにそれまで自分が抱え込んでいたことばを叩きこわし、
自分のなかから意味を持ったことばが生成されてくるのを待たねばならないから
どこを読んでも解答などないとおっしゃっています。
熱くて冷たくて激しくて汚くて暗くて不安で強情で突然で、
優しくなくて少し怖くて綺麗ではない...
これはこの詩の感想ではなく、今の自分なのかもしれません。
でも一遍を一気に読み終えると何でもいいから走り出したくなるほどのパワーを感じる一冊。
2011.1103 17:48|author:graphio/buro-stil|